三菱ふそうのトラックが日本で人気の理由

国内のトラック販売ではシェア第3位を誇る、トラック・バス、産業エンジンなどの開発などを手がける会社で、ドイツのダイムラー社のグループ会社です。

1932年に作られたバスにふそうと名づけたのが「ふそう」ブランドの始まりで、80年以上の歴史を誇る老舗のエンジン会社として知られています。

ダイムラーグループの中ではアジア市場でのシェア拡大と、ハイブリッド技術の開発リーダーという役割を担う重要なメーカーです。

トラックの販売は一般車と異なり、顧客のニーズに細かく合わせる必要があります。現在同社が手がけるトラックは大型のスーパーグレード、中型のファイター、小型のキャンターシリーズの3タイプですが、エンジンやフレーム、変速機の仕様などおよそ1,000以上の組み合わせから選べるようになっています。

同社が販売しているトラックには荷台は含まれず車体のみ。別のボディ会社に注文した荷台を搭載し使います。

また、バス部門では大型ハイデッカーバスのエアロシリーズ、大型バスのエアロスター、中型バスのエアロミディ、小型バスのローザを販売しています。

1932年のふそう第1号車誕生以来三菱ふそうトラック・バスは、戦後日本の復興と経済成長を支えてきたトラック、観光時代の花形となったバスなど、時代のニーズに合わせ、最新機能を搭載した商用車を開発してきました。

今後も基本理念である環境、安全、効率を重視したトラックやバスの開発に取り組んでいくと宣言しています。環境面に関しては、クリーンディーゼルエンジンの研究開発を進めると同時に、排ガスが少なく、低騒音の新たなエンジンの研究開発にも積極的に取り組み、時代のニーズである環境に配慮したエンジンの販売に力を入れています。

安全面では衝突安全技術の開発でドライバーへの安全意識の喚起や、運転による心身の疲労を軽減し、事故を防止するための技術の開発を進めています。

効率面ではコンパクトで軽量な車両を実現し、積載効率を向上させるとともに、低燃費車の開発に注力しています。さらに自動変速やファジィ機能による制御、エアサスペンションの採用などで、経済的で快適な走行も実現しました。